OBJECT GET SCROLLBAR
OBJECT GET SCROLLBAR ( {* ;} object ; horizontal ; vertical )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
* | 演算子 | → | 指定時: objectはオブジェクト名 (文字)、省略時: objectは変数またはフィールド |
object | any | → | オブジェクト名 (* 指定時) または、フィールドまたは変数 (* 省略時) |
horizontal | Boolean, Integer | ← | True=表示, False=非表示 |
vertical | Boolean, Integer | ← | True=表示, False=非表示 |
このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。
説明
OBJECT GET SCROLLBAR コマンドは、objectで指定されたオブジェクトまたはオブジェクトグループの縦横スクロールバーの表示/非表示状態を知るために使用します。.
オプションの * 引数を渡すと、object引数はオブジェクト名(文字)です。この引数を渡さないと、objectはフィールドまたは変数です。この場合、文字ではなくフィールドまたは変数への参照(フィールドまたは変数オブジェクトのみ)を渡します。
horizontal と vertical 引数には、ブール型または倍調整数型の変数を渡すことができます:
- ブール型の変数を渡した場合、スクロールバーのカレントの状態を反映した値が返ってきます:
- スクロールバーが非表示に定義されているときには、引数にはFalseが返されます。
- スクロールバーが表示に定義されているときには、引数にはTrueが返されます。
- スクロールバーが自動モードに定義されているときには、オブジェクトのカレントの表示状態に応じてTrueまたはFalseが返されます。
- 倍調整数型の変数を渡した場合、スクロールバーに定義された表示状態を反映した値が返ってきます:
- スクロールバーが非表示に定義されているときには、引数には0が返されます。
- スクロールバーが表示に定義されているときには、引数には1が返されます。
- スクロールバーが自動モードに定義されているときには、引数には2が返されます。
このコマンドは以下のオブジェクトに対して使用できます:
- ピクチャまたはテキストのオブジェクトフィールドと変数
- リストボックス
- 階層リスト
- サブフォーム より詳細な情報に関しては、OBJECT SET SCROLLBARコマンドの説明を参照して下さい。