OBJECT SET PRINT VARIABLE FRAME
OBJECT SET PRINT VARIABLE FRAME ( {* ;} object ; variableFrame {; fixedSubform} )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
* | 演算子 | → | 指定時: object はオブジェクト名(文字列)、 省略時: object は変数またはフィールド |
object | any | → | オブジェクト名( * 指定時)、 または変数やフィールド( * 省略時) |
variableFrame | Boolean | → | True = 可変長フレーム印刷、 False = 固定長フレーム印刷 |
fixedSubform | Integer | → | サブフォームを固定サイズで印刷する際のオプション |
このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。
説明
OBJECT SET PRINT VARIABLE FRAMEコマンドは、引数 object と * で指定したオブジェクトの印刷時可変のプロパティを、変更します。
このプロパティはテキスト型・ピクチャー型の変数とフィールド、そしてサブフォームにのみ存在します。サブフォームの場合は更に固定長印刷のオプションも存在します。詳細な情報に関しては、 Design Reference マニュアルの WA OPEN BACK URL を参照して下さい。このコマンドは、印刷時可変のプロパティがないオブジェクトに対しては何もしません。
このプロパティは以下のオブジェクトにおいてのみ存在します:
- テキスト型・ピクチャー型の変数とフィールド(Design Reference マニュアルの印刷時可変を参照して下さい)
- 4D Write Pro エリア(4D Write Pro リファレンスマニュアル内の4D Write Pro エリアを使用するを参照して下さい)
- サブフォーム。サブフォームの場合は更に固定長印刷のオプションも存在します(詳細な情報に関しては、 Design Reference マニュアルの印刷を参照して下さい)。このコマンドに対してfixedSubform 引数を使用することによって、固定長印刷のオプションを設定することができます。
このコマンドは、印刷時可変のプロパティがないオブジェクトに対しては何もしません。
任意の * 演算子を渡した場合、 object 引数でオブジェクト名を文字列で指定します。省略時には object 引数でフィールドまたは変数を指定します。
variableFrame 引数はブール型の引数です。 Trueを渡した場合、オブジェクトは可変長フレームで印刷されます。 False を渡した場合、オブジェクトは固定長フレームで印刷されます。
任意の fixedSubform 引数では、 object でサブフォームを指定していて variableFrame 引数に False を渡した場合のみ、追加のオプションを設定できます(他の場合には無視されます)。このオプションではサブフォームの固定長フレーム印刷モードを定義できます。 "Form Objects (Properties)" テーマにある、以下の定数のどちらかを渡して下さい:
定数 | 型 | 値 | コメント |
---|---|---|---|
Print Frame fixed with multiple records | 倍長整数 | 2 | フレームは同じサイズを維持しますが、4Dは全てのレコードが載るまで複数回フォームを印刷します。 |
Print Frame fixed with truncation | 倍長整数 | 1 | 4Dはサブフォームのエリアに収まるレコードのみ印刷します。フォームは一度だけ印刷され、印刷されなかったレコードは無視されます。 |