On System Event database method
$1 -> On System Event データベースメソッド
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
$1 | 倍長整数 | ← | イベントコード |
このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。
説明
On System Event データベースメソッド はシステムイベントが発生するたびに呼び出されます。すべてのモードの4D、4D Server、4D Volume Desktopが統合されたコンパイル済みアプリケーションなど、すべての4D環境で有効です。
イベントを処理するために、メソッドの中で$1引数をテストし、Database Eventsテーマの以下の定数と比較しなければなりません:
定数 | 型 | 値 | コメント |
---|---|---|---|
On application background move | 倍長整数 | 1 | 4Dアプリケーションがバックグランドに移動した |
On application foreground move | 倍長整数 | 2 | 4Dアプリケーションが最前面に移動した |
これらのイベントは4Dアプリケーションのレベルが変わったときに生成されます。例えば:
- 4Dあるいは他のアプリケーションのウィンドウがクリックされた。
- Alt+Tab (Windows) や Command+Tab (Mac OS) キーボードショートカットでアプリケーションが選択された。
- Dockの隠すコマンドが選択された (Mac OS)。
- Dockやタスクバーでアプリケーションアイコンがクリックされた。
- メインウィンドウで最小化ボタンがクリックされた (Windows)。
データベースメソッド内では$1を倍長引数型で宣言しなければなりません。データベースメソッドの構造は以下のようになります:
// On System Event データベースメソッド
var $1 : Integer
Case of
:($1=On application background move)
// 処理を行う
:($1=On application foreground move)
// 処理を行う
End case