POP3 New transporter
POP3 New transporter ( server ) -> 戻り値
引数 | 型 | 説明 | |
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server | オブジェクト | 🡒 | Mail server information |
戻り値 | オブジェクト | 🡐 | POP3 transporter object |
Description
POP3 New transporter コマンドは、server 引数に渡された情報に基づいて新しいPOP3 接続を作成し、新しいtransporter オブジェクトを返します。返されたオブジェクトは一般的にEメールの受信のためなどに使用されます。
server 引数には、以下のプロパティを格納しているオブジェクトを渡します:
プロパティ | 型 | 詳細 | ||||||||||||||||||
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host | テキスト | POP3 通信に使用するホストサーバーの名前またはIP アドレス | ||||||||||||||||||
port | 数値 | (任意) POP3 通信に使用するポート番号。デフォルト値=995 | ||||||||||||||||||
authenticationMode | テキスト | POP3 サーバーとのセッションを開くのに使用する認証モード(*)。取りうる値:
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accessTokenOAuth2 | テキスト | OAuth 2 認証資格情報を表すテキスト文字列。authenticationModeがOAUTH2 の場合のみ使用されます。accessTokenOAuth2 が使用されているがauthenticationMode が省略されていた場合、OAuth2 プロトコルが使用されます(サーバーで許可されていれば)。 注: アクセストークンには残存時間が決められており、一般的には1時間で失効します。アクセストークンが失効すると、自動再接続は不可能です(例: サーバーから接続解除したなど)。 | ||||||||||||||||||
user | テキスト | サーバーとの認証のためのユーザー名 | ||||||||||||||||||
password | テキスト | サーバーとの認証のためのユーザーパスワード | ||||||||||||||||||
acceptUnsecureConnection | ブール | True を指定すると、暗号化された接続が使用できない場合に4D に暗号化されていない接続を確立することを許可します(**)。False を指定すると、暗号化された接続が不可能な場合にはエラーが返されます。デフォルト値=False | ||||||||||||||||||
connectionTimeOut | 数値 | (任意) サーバーとの接続を確立するまでの最大の待機時間(秒単位)。デフォルト値=30 | ||||||||||||||||||
logFile | テキスト | (任意) ログファイルのファイルパス。(カレントのLogs フォルダからの)相対パス、または絶対パスを指定可能です。 |
(*) authenticationMode がnull または未定義の場合、サーバーでサポートされている最も安全な認証が使用されます。
(**) 利用可能なPOP3 の保護されたポートは以下の通りです:
- 110: POP3 非暗号化ポート
- 995: POP3 の STARTTLS アップグレード(サーバーでサポートされて いれば)
返されるオブジェクト
返されるtransporter オブジェクトには、以下の読み出し専用プロパティとメソッドが格納されています:
プロパティ | 型 | 詳細 |
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transporter.host | テキスト | メール通信に使用されたホストサーバーの名前またはIP アドレス |
transporter.port | 数値 | メール通信に使用されたポート番号 |
transporter.connectionTimeOut | 数値 | サーバーとの接続を確立するまでの最大の待機時間(秒単位) |
transporter.acceptUnsecureConnection | ブール | 暗号化された接続が不可能な場合に暗号化されていない接続が4D に許可されているならばTrue、それ以外の場合にはFalse |
transporter.authenticationMode | テキスト | メールサーバーとのセッションを開くのに実際に使用された認証モード |
transporter.user | テキスト | サーバーとの認証に使用されたユーザー名 |
transporter.logFile | テキスト | ログファイルのフルパス(あれば) |
メソッド | 詳細 |
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POP3_transporter.checkConnection( ) | 認証をチェックします |
POP3_transporter.delete( ) | 特定のEメールに対して削除のための特殊なフラッグを設定します |
POP3_transporter.getBoxInfo( ) | Eメールの受信箱に ついての情報を返します |
POP3_transporter.getMail( ) | 特定のEメールを返します |
POP3_transporter.getMailInfo( ) | 特定のEメールについての情報を返します |
POP3_transporter.getMailInfoList( ) | Eメールの情報のコレクションを返します |
POP3_transporter.undeleteAll( ) | 全てのEメールから削除フラグを除去します |
POP3_transporter.getMIMEAsBlob( ) | 特定のEメールのMIMEコンテンツをBLOBの中に返します |
注: POP3 接続は、transporter オブジェクトが消去された時点で自動的に閉じられます。