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バージョン: 開発中

POST EVENT

POST EVENT ( what ; message ; when ; mouseX ; mouseY ; modifiers {; process} )

引数説明
whatIntegerイベントのタイプ
messageIntegerイベントメッセージ
whenIntegerTick単位でのイベント時間
mouseXIntegerマウスの水平座標
mouseYIntegerマウスの垂直座標
modifiersIntegerモディファイアキーのステータス
processInteger送信先のプロセス参照番号、 省略または0の場合、アプリケーションイベントキュー

このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。

説明

POST EVENT コマンドは、キーボードまたはマウスイベントをシミュレートします。これは、ユーザが実際にキーボードやマウス上で動作を行った場合と同様の結果を生じます。

引数 what には、以下の値のいずれかを渡します。

定数
Auto key event倍長整数5
Key down event倍長整数3
Key up event倍長整数4
Mouse down event倍長整数1
Mouse up event倍長整数2

イベントがマウス関連のイベントであれば、0 (ゼロ) を message に渡します。イベントがキーボード関連のイベントであれば、シミュレートされる文字のコードを message に渡します。

通常、Tickcount によって返される値を when に渡します。

イベントがマウス関連のイベントであれば、クリックの水平座標と垂直座標を mouseXmouseY に渡します。

引数 modifiers には、テーマの定数を1つまたは組み合わせを渡します。

定数コメント
Activate window bit倍長整数0
Activate window mask倍長整数1
Caps lock key bit倍長整数10WindowsおよびOS X
Caps lock key mask倍長整数1024WindowsおよびOS X
Command key bit倍長整数8WindowsでのCtrlキー、OS XでのCommandキー
Command key mask倍長整数256WindowsでのCtrlキー、OS XでのCommandキー
Control key bit倍長整数12OS XでのCtrlキー、あるいはWindowsおよびOS Xでの右クリック
Control key mask倍長整数4096OS XでのCtrlキー、あるいはWindowsおよびOS Xでの右クリック
Mouse button bit倍長整数7
Mouse button mask倍長整数128
Option key bit倍長整数11Alt キー(OS XではOptionキーとも呼ばれます)
Option key mask倍長整数2048Alt キー(OS XではOptionキーとも呼ばれます)
Right control key bit倍長整数15
Right control key mask倍長整数32768
Right option key bit倍長整数14
Right option key mask倍長整数16384
Right shift key bit倍長整数13
Right shift key mask倍長整数8192
Shift key bit倍長整数9WindowsおよびOS X
Shift key mask倍長整数512WindowsおよびOS X

例えば、Shift キーをシミュレートするには Shift key bit を渡します。

引数 process を指定すると、 イベントは、process に渡したプロセス番号を持つプロセスへと送られます。 0 (ゼロ) を渡したり、この引数を省略すると、イベントはアプリケーションレベルに送られます。そして、4Dスケジューラーがそれを適切なプロセスにディスパッチします。

参照

POST CLICK
POST KEY