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バージョン: 開発中

QR SET TEXT PROPERTY

QR SET TEXT PROPERTY ( area ; colNum ; rowNum ; property ; value )

引数説明
areaIntegerエリア参照
colNumIntegerカラム番号
rowNumInteger行番号
propertyIntegerプロパティ番号
valueInteger, Text選択したプロパティの値

このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。

説明

QR SET TEXT PROPERTY コマンドを使用し、colNumrowNum で指定されたセルのテキスト属性を設定できます。

area にはクイックレポートエリアの参照を渡します。

colNum にはセルのカラム番号を渡します。

rowNum にはセルの行の参照番号を渡します:

  • 正の値である場合、対応する小計 (ブレークレベル) を示します。
  • テーマの定数を使用し、行アイテムを指定することができます。
    | 定数 | 型 | 値 | コメント |
    | -------------- | ---- | --- | ---------- |
    | qr detail | 倍長整数 | -2 | レポートの詳細エリア |
    | qr footer | 倍長整数 | -5 | ページフッタ |
    | qr grand total | 倍長整数 | -3 | 総計エリア |
    | qr header | 倍長整数 | -4 | ページヘッダ |
    | qr title | 倍長整数 | -1 | レポートタイトル |

Note: rowNum に-4または-5を渡す場合、使用されなくても colNum を渡す必要があります。

Note: クロステーブルモードでは、行の値が常に正数であることを除き、原則は同じです。

property には、割り当てるテキスト属性の値または定数を渡します。テーマの定数を使用し、次の値を指定することができます:

定数コメント
_o_qr font倍長整数14D v14R3 以降廃止予定(qr font name を使用して下さい)
qr alternate background color倍長整数9代替背景色
qr background color倍長整数8背景色番号
qr bold倍長整数3太字スタイル属性 (0 または 1)
qr font name倍長整数10FONT LIST コマンドなどによって返されたフォント名
qr font size倍長整数2ポイント単位のフォントサイズ (9 ~ 255)
qr italic倍長整数4イタリックスタイル属性 (0 または1)
qr justification倍長整数7テキスト整列属性 (0 = デフォルト, 1 = 左, 2 = 中央, 3 = 右)
qr text color倍長整数6フォントカラー属性 (カラー番号)
qr underline倍長整数5下線スタイル属性 (0 または1)

無効なarea 番号を渡した場合、エラー番号-9850が生成されます。
無効なcolNum 引数を渡した場合、エラー番号-9852が生成されます。
無効なrowNum 引数を渡した場合、エラー番号-9853が生成されます。
無効なproperty 引数を渡した場合、エラー番号-9854が生成されます。

例題

このメソッドは、最初のカラムのタイトルに対して複数の属性を定義します:

  //Times フォントを指定します:
 QR SET TEXT PROPERTY(qr_area;1;-1;qr font name;"Times")
  //10ポイントのフォントサイズを指定します:
 QR SET TEXT PROPERTY(qr_area;1;-1;qr font size;10)
  //太字スタイルを指定します:
 QR SET TEXT PROPERTY(qr_area;1;-1;qr bold;1)
  //斜体スタイルを指定します:
 QR SET TEXT PROPERTY(qr_area;1;-1;qr italic;1)
  //下線付きスタイルを指定します:
 QR SET TEXT PROPERTY(qr_area;1;-1;qr underline;1)
  //黄緑色のフォントカラーを指定します:
 QR SET TEXT PROPERTY(qr_area;1;-1;qr text color;0x0000FF00)

参照

QR Get text property