QUERY BY EXAMPLE
QUERY BY EXAMPLE ( {aTable}{;}{*} )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
aTable | Table | → | レコードのセレクションを返すテーブル, または 省略した場合、デフォルトテーブル |
* | 演算子 | → | 指定した場合、スクロールバーの非表示 |
説明
QUERY BY EXAMPLEは、デザインモードのフォームによるクエリメニューと同じ処理を実行します。このコマンドはクエリウィンドウとしてカレント入力フォームを表示します。QUERY BY EXAMPLEは、クエリウィンドウに入力された情報を使用してaTableを検索します。このときに使用するフォームには、ユーザに検索させたいフィールドを置かなければなりません。この検索は最適化されています。つまり、クエリを最適化するためにインデックスフィールドが自動的に使用されます。
デザインモードのフォームによるクエリメニューの使用方法に関する詳細は、4D Design Referenceマニュアルを参照してください。
例題
以下のメソッドの例は、まずMyQueryという名前のフォームを表示します。ユーザがフォームに検索データを入力し、検索の実行を要求した場合(システム変数OKに1が代入された場合)に、検索結果を表示するようにします:
FORM SET INPUT([People];"MyQuery") // 検索フォームに切り替える
QUERY BY EXAMPLE([People]) // フォームを表示し、クエリを実行
If(OK=1) // ユーザがクエリを実行すると
DISPLAY SELECTION([People]) // レコードを表示
End if
システム変数およびセット
ユーザが入力ボタンをクリックするか、Enterキーを押すと、システム変数OKが1に設定され、クエリが実行されます。ユーザがキャンセルボタンをクリックするか、キャンセルのキーコンビネーションを押すと、OKシステム変数が0に設定され、クエリはキャンセルされます。
参照
プロパティ
コマンド番号 | 292 |
スレッドセーフである | ✗ |
システム変数を更新する | OK |
カレントレコードを変更する | |
カレントセレクションを変更する | |
サーバー上での使用は不可 |