REGISTER CLIENT
REGISTER CLIENT ( clientName {; period}{; *} )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
clientName | 文字 | 🡒 | 4Dクライアントセッション名 |
period | 倍長整数 | 🡒 | バージョン11.3より無効 |
* | 演算子 | 🡒 | ローカルプロセス |
説明
REGISTER CLIENT コマンドは、4Dクライアントステーションを、clientNameで指定した名前で4D Serverに登録し、他のクライアントもしくは4D Server (ストアドプロシージャから) が登録されたマシン上で、EXECUTE ON CLIENTコマンドを使ってメソッドを実行できるようにします。一旦登録されると、4Dクライアントは他のクライアント用に1つまたはそれ以上のメソッドを実行する ことができます。
Notes:
- データベース環境設定ダイアログの、起動時にクライアント登録オプションを使って、4D Serverに接続するクライアントステーションを自動的に登録することができます。
- ローカルモードの4Dでこのコマンドが使用されても効果はありません。
- ひとつ以上の4Dクライアントが同じ登録名を持つことができます。
このコマンドが実行されると、クライアントステーション上にclientNameという名のプロセスが作成されます。このプロセスはUNREGISTER CLIENTコマンドによってのみアボート可能です。
オプションの * 引数を渡すと、作成されるプロセスはローカルプロセスになり、4Dは自動的にプロセス名の始めにドルマーク ($) を付け加えます。そうでない場合は、グローバルプロセスです。
4Dバージョン11.3より、サーバ/クライアント通信のメカニズムが最適化されました。サーバは必要に応じて直接、登録されたクライアントに実行 リクエストを送信します ("プッシュ"テクノロジ)。以前の、クライアントが定期的にサーバに問い合わせする方法は使用されません。period引数は無視されます。
一度コマンドが実行されると、4Dクライアント名を動的に変更することはできません。これを実行するには、UNREGISTERCLIENTコマンドを呼び出し、再度REGISTER CLIENTコマンドを呼び出します。