RESTART 4D
RESTART 4D {( time {; message} )}
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
time | Integer | → | 4Dが再起動するまでの猶予時間(秒) |
message | Text | → | クライアントマシンに表示するテキスト |
説明
RESTART 4Dコマンドは、カレントの4Dアプリケーションを再起動します。
このコマンドは組み込みアプリ(クライアント/サーバーアプリまたはシングルユーザー向けアプリ)に対してSET UPDATE FOLDER と組み合わせて使用することを主な目的としています。これにより、自動アップデートプロセスが発動し、 RESTART 4Dコマンドによってアプリケーションが再起動し、SET UPDATE FOLDERによって指定されたアプリケーションの新バージョンがカレントのバージョンを置き換えます。データファイルへのパス名は自動的に保存され、使用されます。
カレントセッションにおいてSET UPDATE FOLDERコマンドによってアップデート情報が何も指定されていなかった場合、このコマンドは単に4Dアプリケーションをカレントのストラクチャーとデータファイルで再起動します。
time 引数を使用して、クライアントマシンが接続を切断するために再起動までの時間を指定することが出来ます。 time 引数には秒単位の値を渡さなければなりません。この引数を省略した場合、サーバーアプリケーションは10分を上限として全てのクライアントアプリケーションが接続を切断するのを待ちます。それ以降は全てのクライアントアプリケーションは自動的に切断されます。
注: time と message 引数はサーバーアプリケーションにおいてのみ考慮されます(コマンドがシングルユーザー向けアプリまたはリモートアプリで実行された場合には無視されます)。
任意の message 引数は接続済みのクライアントアプリケーションに対してのカスタムのメッセージを表示します。
コマンドが正常に実行されれば、OKシステム変数は1に設定されます。それ以外の場合は0に設定され、アプリケーションは再起動します。このコマンドによって生成されるエラーは全て ON ERR CALL コマンドによって実装されたメソッドによって割り込み可能です。