SAVE SET
SAVE SET ( set ; document )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
set | Text | → | 保存するセットの名前 |
document | Text | → | セットを保存するディスクファイルの名前 |
説明
SAVE SETコマンドは、documentで指定した名前のドキュメントファイルとしてSetをディスクに保存します。
documentは、セットと同じ名前である必要はありません。documentに対して空の文字列 を指定すると、 "ファイル作成" ダイアログボックスが表示されます。ユーザは、ここでファイルの名前を入力することができます。保存したセットは、LOAD SETコマンドを使用して復元できます。
"ファイル作成" ダイアログボックスで "キャンセル" ボタンをクリックした場合や、保存処理中にエラーが発生した場合には、システム変数OKに0が代入されます。それ以外の場合には1がセットされます。
SAVE SETコマンドは、時間のかかる検索の結果をディスクに保存するためによく使用されます。
警告: セットは、そのセットが作成された時点のセレクションを表現しているということに注意してください。セットに対応するレコードが更新されると、セットは正確なものではなくなります。したがって、ディスクに保存するセットは、頻繁に更新されることのないレコードで構成するべきです。セットを無効にする操作としては、セットのレコードの修正、セットのレコードの削除、セットを決定した条件の変更等があります。また、セットはフィ-ルド値を保存しないということに注意してください。
例題
以下の例は、ユーザがセットを含んだファイル名を入力するための "ファイル作成" ダイアログボックスを表示します。
SAVE SET("SomeSet";"")
システム変数およびセット
"ファイル作成" ダイアログボックスで "キャンセル" がクリックされたり、保存処理中にエラーが発生した場合には、システム変数OKに0が代入されます。それ以外の場合には1がセットされます。
参照
プロパティ
コマンド番号 | 184 |
スレッドセーフである | ✓ |
システム変数を更新する | OK |