SAX GET XML CDATA
SAX GET XML CDATA ( document ; value )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
document | Time | → | 開いたドキュメントの参照 |
value | Text, Blob | ← | 要素値 |
説明
SAX GET XML CDATAコマンドを使用して、document 引数で参照されるXMLドキュメント中に存在するXML要素のCDATA value を取得できます。このコマンドはXML CDATA SAX イベント内で呼び出さなければなりません。SAXイベントに関する詳細はSAX Get XML nodeコマンドの説明を参照してください。
32 KBを超えるデータを取得するにはテキスト型の変数をvalueに渡します (データベースはUnicodeモードで実行されていなければなりません)。
互換性に関する注記: 4D v12以降、base64でエンコードされたCDATAの内容はSAX GET XML CDATAコマンドにより自動でデコードされるようになりました。BASE64 DECODEコマンドを呼び出す必要はありません。
例題
以下のXMLコードがあります:
<RootElement>
<Child>MyText<![CDATA[MyCData]]</Child>
</RootElement>
以下の4Dコードは “MyCData” を vTextData に返します:
var vData : Blob
var vTextData : Text
SAX GET XML CDATA(DocRef;vData)
vTextData:=BLOB to text(vData;UTF8 C string)
システム変数およびセット
コマンドが正しく実行されるとシステム変数OKに1が設定され、そうでなければ0が設定されてエラーが生成されます。
参照
SAX ADD XML CDATA
SAX Get XML node
プロパティ
コマンド番号 | 878 |
スレッドセーフである | ✓ |
システム変数を更新する | OK |