SCREEN DEPTH
SCREEN DEPTH ( depth ; color {; screen} )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
depth | Integer | ← | 画面の深度 (カラーの数 = 2^深度) |
color | Integer | ← | 1 = カラー画面、0 = 白黒またはグレイスケール |
screen | Integer | → | 画面番号、または省略した場合には主画面(メインスクリーン) |
説明
Screen depthコマンドは、モニターについての情報を引数depthとcolorに返します。
画面の深度が引数depthに返されます。画面の深度は、モニター上に表示されるカラーの数を表す2のべき乗の指数です。例えば、モニターが256色(2^8) に設定されている場合、画面の深度は8になります。
4Dでは、以下の表の定義済み定数が用意されています。
定数 | 型 | 値 |
---|---|---|
Black and white | 倍長整数 | 0 |
Four colors | 倍長整数 | 2 |
Millions of colors 24 bit | 倍長整数 | 24 |
Millions of colors 32 bit | 倍長整数 | 32 |
Sixteen colors | 倍長整数 | 4 |
Thousands of colors | 倍長整数 | 16 |
Two fifty six colors | 倍長整数 | 8 |
モニターがカラーを表示するよう設定されている場合、colorには1が返されます。モニターがグレイスケールを表示するよう設定されている場合、colorには0が返されます。この値は、Macintoshのプラットフォーム上で重要であることに注意してください。
4Dでは、以下の表のように前もって定義された定数が用意されています。
定数 | 型 | 値 |
---|---|---|
Is color | 倍長整数 | 1 |
Is gray scale | 倍長整数 | 0 |
オプションの引数screenは、得たい情報のモニターを指定します。引数screenを省略すると、コマンドは主画面 (メインスクリーン) の深度を返します。
例題
アプリケーションが多くのカラーグラフィックスを表示するとします。その場合には、データベースのどこかに以下のように記述することができます。
SCREEN DEPTH($vlDepth;$vlColor)
If($vlDepth<8)
ALERT("The forms will look better if the monitor"+" was set to display 256 colors or more.")
End if
参照
プロパティ
コマンド番号 | 439 |
スレッドセーフである | ✗ |