SET AUTOMATIC RELATIONS
SET AUTOMATIC RELATIONS ( one {; many} )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
one | Boolean | → | すべてのn対1リレーションの状態 |
many | Boolean | → | すべての1対nリレーションの状態 |
説明
SET AUTOMATIC RELATIONS は、カレントプロセスで、データベース全体のマニュアルリレートを一時的に自動リレートに変更します。リレートは、次にSET AUTOMATIC RELATIONS コマンドを使用するまで自動リレートのままになります。
- one がTrue の場合、すべてのn対1のマニュアルリレートを自動リレートに設定します。one がFalse の場合、前もって自動リレートにしたすべてのn対1リレートがマニュアルリレートに戻ります。
- many も1対nリレートに対して同じように作用します。
このコマンドはデザインモードで既に自動リレートに設定されたものに対しては無効です。
すべてのリレーションをデザインモードでマニュアルに設定した場合、このコマンドを使用して自動リレートを必要とする処理の直前で自動リレートに切り替えることができます (リレーショナル検索やソート等)。処理が終了した後で、再度マニュアルリレートに戻すことができます。
このコマンドはデザインモードで自動リレートに設定されたリレートを自動リレートを使用した処理(例えばリレートを利用した検索や並び替えなど)を行う直前に手動リレートに変更します。処理が終了した後に、再度SET AUTOMATIC RELATIONS を呼び出して手動リレートに戻すことができます。
注意:
- SET AUTOMATIC RELATIONSコマンドに True を渡すと、全ての手動リレートがセッション中に自動モードが"ロック"されます。この場合、 SET FIELD RELATION コマンドはSET AUTOMATIC RELATIONS の前にあっても後ろにあっても、同じセッション中は呼び出しが無視されます。自動モードを解除してSET FIELD RELATION の呼び出しを有効化する際には、SET AUTOMATIC RELATIONS に Falseを渡します。
- 自動リレーション機能はリレートされたテーブルがDISPLAY SELECTION 、MODIFY SELECTION 、あるいはサブフォームを使用して表示されたリストフォーム内で表示されている場合には、無効化されているということに注意してください。詳細については自動およびマニュアルリレーション を参照してください。
例題
以下の例は、すべてのn対1のマニュアルリレートを自動リレートに設定し、前もって自動リレートにした1対nリレートを手動リレートに戻します:
SET AUTOMATIC RELATIONS(True;False)
参照
GET AUTOMATIC RELATIONS
GET RELATION PROPERTIES
SELECTION RANGE TO ARRAY
SELECTION TO ARRAY
SET FIELD RELATION
リレーションについて
プロパティ
コマンド番号 | 310 |
スレッドセーフである | ✓ |