SET BLOB SIZE
SET BLOB SIZE ( BLOB ; size {; filler} )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
Blob | Blob | → | BLOBフィールドまたは変数 |
size | Integer | → | BLOBの新しいサイズ |
filler | Integer | → | 埋め込み文字のASCIIコード |
説明
SET BLOB SIZE コマンドは、size引数に渡された値に従って、BLOB blobのサイズを変更します。
BLOBに新しいバイトを割り当て、それらのバイトを特定の値で初期化したい場合には、その値 (0..255) をオプション引数のfillerに渡します。
注
互換性に関する注意: このコマンドは引数として渡されたBlob を変更するため、Blob オブジェクト(4D.Blob 型)はサポートしません。developer.4d.com でのの Passing blobs and blob objects to 4D commands のページを参照して下さい。
エラー処理
メモリが足りず、BLOBのリサイズができないとき、エラー-108が生成されます。このエラーはON ERR CALLでとらえることができます。
例題 1
大きなBLOBプロセスまたはインタープロセス変数の処理を終了した後、占有していたメモリを解放することをお勧めします。そのためには、以下のように記述します:
SET BLOB SIZE(aProcessBLOB;0)
SET BLOB SIZE(<>anInterprocessBLOB;0)
例題 2
以下の例では、0xFFが埋め込まれた16KBのBLOBが作成されます:
var vxData : Blob
SET BLOB SIZE(vxData;16*1024;0xFF)
参照
プロパティ
コマンド番号 | 606 |
スレッドセーフである | ✓ |