SET BLOBS CACHE PRIORITY
SET BLOBS CACHE PRIORITY ( aTable ; priority )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
aTable | Table | → | セッション中の"blob"データの優先度値を設定したいテーブル |
priority | Integer | → | テーブル内のBLOBのキャッシュ優先度 |
上級者向け
このコマンドは特定の用途のために用意されています。データベースのパフォーマンスに影響するため、注意して使用しなければなりません。
説明
SET BLOBS CACHE PRIORITY コマンドはコマンドはカレントセッションにおいて、すべてのプロセスで、キャッシュ内にあるaTable 引数で指定されたテーブルに関連する"blob"データに対しpriority 引数で指定された特定の優先度を設定します。このこのコマンドは、必ずOn Startup あるいは On Server Startupデータベースメソッド内で呼び出されなければなりません。
注: このコマンドはローカルモード(4D Serverあるいは4D)においてのみ動作します。リモートモードの4Dでは使用できません。
"blob"データフィールドにはBLOB、テキスト、ピクチャー、オブジェクトが含まれます。このコマンドはこれらのデータがデータファイル内に保存されている場合にのみその優先度を管理します。
priority 引数には、"Cache Management"テーマ内にある以下の定数のうちのどれか一つを渡します:
定数 | コメント |
---|---|
Cache priority low | |
Cache priority very low | |
Cache priority normal | キャッシュ優先度をデフォルト値に設定 |
Cache priority high | |
Cache priority very high |
例題
内において、[Customer]テーブルに対して高い優先度を設定したい場合を考えます:
SET BLOBS CACHE PRIORITY([Customer];Cache priority very high)
参照
ADJUST BLOBS CACHE PRIORITY
Get adjusted blobs cache priority
プロパティ
コマンド番号 | 1425 |
スレッドセーフである | ✓ |