SET DEFAULT CENTURY
SET DEFAULT CENTURY ( century {; pivotYear} )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
century | Integer | → | 2桁の年数が入力された場合の デフォルト世紀 (マイナス1) |
pivotYear | Integer | → | 2桁の年で日付が入力された時の区切り年 |
説明
SET DEFAULT CENTURY コマンドは、2桁の年で日付を入力した際に4Dが使用する、デフォルトの世紀と区切り年を指定するために使用します。
区切り年の値は、2桁の年が入力された際に、4Dがどのように日付を解釈するかを定義します:
- 年が区切り年以上の場合、4Dはデフォルト世紀を使用します。
- 年が区切り年未満の場合、4Dは次の世紀を使用します。
デフォルトで、4Dは世紀が20世紀であるとし、区切り年に30を使用します。例えば:
- 97/01/25 は1997年1月25日を意味します。
- 30/01/25 は1930年1月25日を意味します。
- 29/01/25 は2029年1月25日を意味します。
- 07/01/25 は2007年1月25日を意味します。
デフォルトを変更するには、 コマンドを実行します。コマンドは即座に効果を持ちます。新しいデフォルト世紀のみ、または新しいデフォルト世紀と区切り年を渡すことができます。
新しいデフォルト世紀マイナス1をcenturyに渡すと、4Dは2桁で入力された日付がこの世紀に属するものとして解釈します。
例えば:
SET DEFAULT CENTURY(20) // 21世紀をデフォルト世紀とする
- 97/01/25 は2097年1月25日を意味します。
- 07/01/25 は2007年1月25日を意味します。
さらに、オプションでpivotYear 引数を指定できます。
例えば、以下のように呼び出すと、区切り年は1995になります:
SET DEFAULT CENTURY(19;95) // 年が95未満の場合のデフォルト世紀を21世紀とする
- 97/01/25 は1997年1月25日を意味します。
- 07/01/25 は2007年1月25日を意味します。
Note: このコマンドは、2桁の年で日付が入力された際の4Dの日付の解釈にのみ影響します。
以下のようなケースでは:
- 1997/01/25 は1997年1月25日を意味します。
- 2097/01/25 は2097年1月25日を意味します。
- 1907/01/25 は1907年1月25日を意味します。
- 2007/01/25 は2007年1月25日を意味します。
このコマンドはデータ入力にのみ影響します。日付の格納や計算には影響しません。
プロパティ
コマンド番号 | 392 |
スレッドセーフである | ✓ |