SET PICTURE TO PASTEBOARD
SET PICTURE TO PASTEBOARD ( picture )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
picture | Picture | → | ペーストボードに置くピクチャ |
説明
SET PICTURE TO PASTEBOARD は、ペーストボードを消去し、pictureに渡したピクチャのコピーをペーストボードに置きます。
Note: コピー/ペースト操作では、ペーストボードはクリップボードと同じです。
ピクチャは (jpeg, tif, png等の) ネイティブフォーマットで転送されます。
ペーストボードにピクチャを置いた後、GET PICTURE FROM PASTEBOARD コマンド または例えば GET PASTEBOARD DATA("com.4d.private.picture.gif";...) を使用して、そのピクチャを取り出すことができます。
例題
以下の例はフローティングウィンドウを使用して、配列asEmployeeNameを含むフォームを表示します。この配列は[Employees]テーブルの従業員名を一覧表示したものです。従業員の名字をクリックするたびに、その従業員の写真をペーストボードにコピーします。この配列用のオブジェクトメソッドを以下に示します:
If(asEmployeeName#0)
QUERY([Employees];[Employees]Last name=asEmployeeName{asEmployeeName})
If(Picture size([Employees]Photo)>0)
SET PICTURE TO PASTEBOARD([Employees]Photo) // Copy the employee's photo
Else
CLEAR PASTEBOARD // No photo or no record found
End if
End if
システム変数およびセット
ピクチャのコピーが正しくペーストボードに置かれると、OK変数は1に設定されます。
ペーストボードにピクチャを置くためのメモリが十分にない場合、OK変数は0に設定されますが、エラーは生成されません。
参照
APPEND DATA TO PASTEBOARD
GET PICTURE FROM PASTEBOARD
プロパティ
コマンド番号 | 521 |
スレッドセーフである | ✗ |
システム変数を更新する | OK |