SET QUERY LIMIT
SET QUERY LIMIT ( limit )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
limit | Integer | → | レコード数, または 0: 制限なし |
説明
SET QUERY LIMITは、カレントプロセスの以降の検索を対象に、limitに渡した数のレコードが見つかったら検索を中止するよう4Dに指示します。
例えばlimitに1を渡すと、以降の検索は検索条件に一致した1件のレコードを見つけるとすぐにインデックスまたはデータファイルのブラウズ作業を中止します。
制限なしのクエリを再実行するには、limitに0を渡したSET QUERY LIMITを再度呼び出します。
警告: SET QUERY LIMITコマンドは、カレントプロセス内で行われる以降のクエリのすべてに影響を及ぼします。そのため、常にSET QUERY LIMIT(limit) (limit>0)の呼び出しは、制限なしのクエリを再実行するためのSET QUERY LIMIT(0)の呼び出しと対とすることを忘れないでください。
SET QUERY LIMITは、下記のクエリコマンドの動作を変更します:
- QUERY
- QUERY SELECTION
- QUERY BY EXAMPLE
- QUERY BY FORMULA
- QUERY SELECTION BY FORMULA
- QUERY BY SQL
- QUERY WITH ARRAY
- QUERY SELECTION WITH ARRAY
- QUERY BY ATTRIBUTE
- QUERY SELECTION BY ATTRIBUTE
これに対して、SET QUERY LIMITは、ALL RECORDSやRELATE MANY等、テーブルのカレントセレクションを変更する他のコマンドには影響を与えません。
例題 1
“100万ドル以上の売上を獲得している顧客10人を探せ”という要求に対応する検索を実行するには、以下のように記述します:
SET QUERY LIMIT(10)
QUERY([Customers];[Customers]Gross sales>1000000)
SET QUERY LIMIT(0)
例題 2
SET QUERY DESTINATIONの2番目の例題参照
参照
Get query limit
QUERY
QUERY BY EXAMPLE
QUERY BY FORMULA
QUERY BY SQL
QUERY SELECTION
QUERY SELECTION BY FORMULA
QUERY WITH ARRAY
SET QUERY DESTINATION
プロパティ
コマンド番号 | 395 |
スレッドセーフである | ✓ |