メインコンテンツまでスキップ
バージョン: 開発中

SET TIMEOUT

SET TIMEOUT ( seconds )

引数説明
seconds倍長整数🡒タイムアウト秒数

説明

SET TIMEOUT は、シリアルポートコマンドの許容される待ち時間を設定します。シリアルポートコマンドが指定した時間seconds以内に終了しないと、そのシリアルポートコマンドは取り消され、エラー-9990が生成され、システム変数OKに0が代入されます。ON ERR CALLコマンドでインストールされるエラー処理メソッドを使用して、エラーをとらえることができます。

待ち時間はコマンドの実行に与えられたトータル時間です。データの送受信に要する時間ではない点に注意してください。以前の設定値を取り消し、シリアルポート通信のモニタを停止するには、secondsに0を指定します。

タイムアウトの設定が影響するコマンドは以下のとおりです:

例題

以下の例はシリアルポートからデータを受信します。タイムアウトを設定し、RECEIVE PACKETでデータを受け取ります。設定した時間内にデータを受け取れない場合、エラーが発生します:

 SET CHANNEL(MacOS serial port;Speed 9600+Data bits 8+Stop bits one+Parity none) // シリアルポートを開く
 SET TIMEOUT(10) // タイムアウトを10秒に設定
 ON ERR CALL("CATCH COM ERRORS") // メソッドが中断されないようにする
 RECEIVE PACKET(vtBuffer;Char(13)) // 改行まで読み込み
 If(OK=0)
    ALERT("Error receiving data.")
 Else
    [People]Name:=vtBuffer // 受信したデータをフィールドに保存
 End if
 ON ERR CALL("")

参照

ON ERR CALL
RECEIVE BUFFER
RECEIVE PACKET
RECEIVE RECORD
RECEIVE VARIABLE