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バージョン: 開発中

SET TIMER

SET TIMER ( tickCount )

引数説明
tickCountIntegerTickcount または -1=すぐに実行する

このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。

説明

SET TIMER コマンドは、On Timerフォームイベントを有効にし、カレントプロセスのカレントフォームでOn Timerフォームイベント間の間隔Tick数を設定します。

Note: このフォームイベントに関する詳細は、Form event code コマンドの説明を参照してください。

このコマンドをフォームを表示していないコンテキストで呼び出しても、効果はありません。

Note: SET TIMER コマンドがサブフォームのコンテキスト (サブフォームメソッド) で呼び出されると、On Timer イベントは親フォームレベルではなくサブフォームで生成されます。

tickCount 引数に-1を渡すと、コマンドはOn Timer フォームイベントを即座に有効にします。言い換えれば、4Dアプリケーションがイベントマネージャにコントロールを渡し次第ということです。特にこれは、処理の開始前にフォームが完全に表示されることを意味します。

On Timerフォームイベントの生成を取り消すには、tickCountに0をセットしたSET TIMER をもう一度実行してください。

例題

フォームが画面に表示されている時に、コンピュータが3秒毎に警告音を鳴らすようにしたいと仮定します。これを実行するには、下記のようにフォームメソッドを書きます:

 If(Form event code=On Load)
    SET TIMER(60*3)
 End if
 
 If(Form event code=On Timer)
    BEEP
 End if

参照

Form event code
REDRAW