SPELL CHECK TEXT
SPELL CHECK TEXT ( text ; errPos ; errLength ; checkPos ; arrSuggest )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
text | Text | → | チェックするテキスト |
errPos | Integer | ← | 未知の単語の最初の文字位置 |
errLength | Integer | ← | 未知の単語の長さ |
checkPos | Integer | → | チェックを開始する位置 |
arrSuggest | Text array | ← | 推奨候補リスト |
このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。
説明
SPELL CHECK TEXTコマンドはtext引数の内容を、checkPosの位置からチェックし、最初に見つかった未知の単語の位置を返します。
このコマンドはこの未知の単語の最初の文字の位置をerrPosに、そしてその長さをerrLengthに返します。arrSuggest配列には、スペルチェッカーが提案する修正候補のリストが返されます。
スペルチェックがエラーなしで開始され未知の単語が見つかった場合、OKシステム変数に0が設定されます。チェック中に初期化エラーが発生するか未知の単語が見つからなかった場合、OKは1に設定されます。
Note OS X: OS X 環境下でシステムチェッカーが使用されているときには、このコマンドは文法チェックをサポートしません。
例題
テキスト中にあるかもしれないエラーをカウントします:
$pos:=1
$errCount:=0
ARRAY TEXT($tErrors;0)
ARRAY TEXT($tSuggestions;0)
Repeat
SPELL CHECK TEXT($myText;$errPos;$errLength;$pos;$tSuggestions)
If(OK=0)
$errCount:=$errCount+1 // エラーカウンター
$errorWord:=Substring($myText;$errPos;$errLength)
APPEND TO ARRAY($tErrors;$errorWord) // エラーの配列
$pos:=$errPos+$errLength //チェックを続ける
End if
Until(OK=1)
// 最終的に$errCount=Size of array($tErrors)