SQL SET OPTION
SQL SET OPTION ( option ; value )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
option | Integer | → | 設定するオプション番号 |
value | Integer, Text | → | 新しいオプションの値 |
説明
SQL SET OPTION コマンドを使用して、optionに渡したオプションのvalueを変更します。
optionには“SQL” テーマにある次の定数のうちいずれかを渡します:
定数 | 値 | コメント |
---|---|---|
SQL asynchronous | 1 | 0 = 同期接続 (デフォルト値) 1 (または非0値) = 非同期接続 |
SQL charset | 100 | (SQLパススルー経由で) 外部ソースに送られるリクエストで使用されるテキストエンコーディング。変更はカレントプロセスのカレント接続に対して実行されます。 値: MIBEnum識別子 (Note2を参照)、または値 -2 (Note3を参照) デフォルト: 106 (UTF-8) |
SQL connection timeout | 5 | SQL LOGINコマンド実行時にレスポンスを待ち受ける最大タイムアウト。この値が有効になるためには、接続を開く前に設定しなければなりません。 取りうる値: 秒数 デフォルト: タイムアウトしない |
SQL data chunk size | 6 | サーバーへと送られるデータチャンクのサイズ。このオプションはSybase ODBC のような、実際のデータチャンクをサポートしないドライバーの場合に主に有効です。デフォルトの値より大きな値を設定することで一度に大きなデータを送信することができます。 値: バイト単位でのサイズ デフォルト値: 8000 |
SQL max data length | 3 | 返されるデータの最大長 |
SQL max rows | 2 | 結果グループの最大行数 (プレビューで使用) |
SQL query timeout | 4 | SQL EXECUTEコマンドの実行時に応答を待機する最大タイムアウト 値: 秒数 デフォルト:タイムアウトしない |
Notes:
- 4Dの内部SQLカーネルを使用する場合、SQL Asynchronousオプションは意味を持ちません。この場合常に同期接続が使用されます。
- MIBEnum番号は、次のアドレスで参照できます。 http://www.iana.org/assignments/character-sets
- SQL Charsetのvalueと して-2を渡すと、4D SQLサーバが使用するエンコーディングは、自動で実行中のプラットフォームに合わせて適用されます (非Unicodeエンコーディング):
- Windowsでは ISO8859-1が使用されます。
- Mac OSではMAC-ROMANが使用されます。
システム変数およびセット
コマンドが正しく実行されるとOKシステム変数に1が、そうでなければ0が設定されます。
参照
プロパティ
コマンド番号 | 818 |
スレッドセーフである | ✗ |
システム変数を更新する | OK |