ST SET OPTIONS
ST SET OPTIONS ( {* ;} object ; option ; value {; option2 ; value2 ; ... ; optionN ; valueN} )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
* | 演算子 | → | 指定時: object はオブジェクト名(文字列) 省略時: object は変数またはフィールド |
object | any | → | オブジェクト名( * 指定時)、 または変数やフィールド( * 省略時) |
option | Integer | → | 設定したいオプション |
value | Integer | → | オプションの新しい値 |
このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。
説明
ST SET OPTIONSコマンドは、object 引数で指定されたスタイル付テキストフィールドまたはテキスト変数に関する様々なオプションを変更することができます。
任意の * 演算子を渡した場合、 object 引数でオブジェクト名を文字列で指定します。省略時には object 引数でフィールドまたは変数を指定します。
修正したいオプションを指定する値を option 引数に、新しく設定したい値を value に渡します。
option 引数は、"Multistyle Text"テーマ内にある以下の定数をサポートしています:
定数 | 型 | 値 | コメント |
---|---|---|---|
ST Expressions display mode | 倍長整数 | 1 | value 引数にはST ValuesまたはST Referencesのどちらかが入ります |
value 引数には、以下の定数のどれか一つをわたす事ができます:
定数 | 型 | 値 | コメント |
---|---|---|---|
ST References | 倍長整数 | 1 | 式のソースの文字列を表示します。 |
ST Values | 倍長整数 | 0 | 4D式の、計算された値を表示します。 |
値の表示:
ソースの表示:
例題
以下のコードは、エリアの表示モードを切り替えます:
ST GET OPTIONS(*;"StyledText_t";ST Expressions display mode;$exprValue)
If($exprValue=1)
ST SET OPTIONS(*;"StyledText_t";ST Expressions display mode;ST Values)
Else
ST SET OPTIONS(*;"StyledText_t";ST Expressions display mode;ST References)
End if