STRING LIST TO ARRAY
STRING LIST TO ARRAY ( resID ; strings {; resFile} )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
resID | Integer | → | リソースID番号、または 'group'要素の'id'属性 (XLIFF) |
strings | Text array | ← | STR#リソースから取り出した文字列、または 'group'要素から取り出した文字列 (XLIFF) |
resFile | Time | → | リソースファイル参照番号、または 省略時、開かれているすべてのXLIFFファイル リソースファイル |
このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。
説明
STRING LIST TO ARRAYコマンドは以下の要素から構築されるstrings配列を生成します:
- ストリングリスト (“STR#”) リソースに格納された、IDがresIDの文字列、または
- 開かれたXLIFFファイル中、'group'要素の'id'属性がresIDである文字列 (後述の"XLIFFアーキテクチャとの互換性"を参照)。
リソースが見つからない場合strings配列はそのまま変更されず、システム変数OKに0が設定されます。
resFileに有効なリソースファイル参照番号を渡すと、そのリソースはそのリソースファイル内でのみ検索されます。resFileを省略した場合は、リソースチェーン内で最初に見つかったリソースのオカレンスが返されます。
STRING LIST TO ARRAYを呼び出す前に、配列stringsを文字列またはテキスト配列として宣言できます。配列を事前に定義しない場合、テキスト配列として作成されます。
注: ストリングリストリソースの各ストリングは、最大255文字を格納できます。
Tip: ストリングリストの総サイズを32Kに、また1リソースあたり数百文字列に制限しなければなりません。
XLIFFアーキテクチャとの互換性
4D v11より、STRING LIST TO ARRAYコマンドはXLIFFアーキテクチャと互換があります。コマンドはまずresIDとstrIDに対応するリソースをすべての開かれたXLIFFファイル内で探します (resFile 引数が省略されていれば)。この場合、resIDはgroup要素のid属性を表し、strIDはtrans-unit要素のid属性を表します。値が見つからない場合、コマンドは引き続き開かれたリソースファイルを検索します。4DにおけるXLIFFアーキテクチャに関する詳細は4D Design Referenceマニュアルを参照してください。
システム変数およびセット
リソースが見つかるとOK変数に1が、そうでなければ0が設定されます。