メインコンテンツまでスキップ
バージョン: 開発中

SVG EXPORT TO PICTURE

SVG EXPORT TO PICTURE ( elementRef ; pictVar {; exportType} )

引数説明
elementRefTextルートXML要素参照
pictVarPictureXMLツリーを受け取るピクチャ変 (SVG ピクチャ)
exportTypeInteger0 = データソースを保持しない、1 = データソースをコピー(デフォルト)、2 = データソースを移動

説明

SVG EXPORT TO PICTURE コマンドはXMLツリーのSVGフォーマットのピクチャを、pictVar 引数で指定したピクチャフィードや変数に保存するために使用できます。

Note: SVGフォーマットに関する詳細はの節を参照してください。

elementRefにはSVGピクチャを含むXMLのルート要素参照を渡します。

pictVarにはSVGピクチャを受け取る4Dのピクチャフィールドまたは変数の参照を渡します。ピクチャはネイティブフォーマットで書き出され、表示される際にはSVG描画エンジンにより再描画されます。

オプションのexportType 引数を使用して、コマンドがXMLデータソースを扱う方法を指定できます。テーマの以下のいずれかの定数を渡すことができます:

定数コメント
Copy XML data source倍長整数14DはピクチャとともにDOMツリーのコピーを保持します。ピクチャをデータベースのピクチャフィールドに保存して、いつでも再び表示したり、書きだしたりできます。これは書き出しの際にexportType 引数が省略されたときのデフォルトモードです。
Get XML data source倍長整数04DはXMLデータソースの読み込みのみを行います。XMLデータソースはピクチャと一緒には保持されません。これはコマンドの実行速度を大幅に向上させますが、DOMツリーが保持されないため、ピクチャを格納したり書きだしたりすることはできません。
Own XML data source倍長整数24DはDOMツリーをピクチャとともに書き出します。ピクチャを格納したり書きだしたりでき、かつコマンドの実行も速いです。しかしelementRef XML参照を他の4Dコマンドで使用することはできなくなります。

例題

以下の例題は4Dピクチャに“Hello World”を表示します:

 var vpict : Picture
 $svg:=DOM Create XML Ref("svg";"http://www.w3.org/2000/svg")
 $ref:=DOM Create XML element($svg;"text";"font-size";26;"fill";"red")
 DOM SET XML ATTRIBUTE($ref;"y";"1em")
 DOM SET XML ELEMENT VALUE($ref;"Hello World")
 SVG EXPORT TO PICTURE($svg;vpict;Copy XML data source)
 DOM CLOSE XML($svg)

参照

DOM EXPORT TO FILE
DOM EXPORT TO VAR