SVG GET ATTRIBUTE
SVG GET ATTRIBUTE ( {* ;} pictureObject ; element_ID ; attribName ; attribValue )
| 引数 | 型 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| * | 演算子 | → | 指定時: pictureObjectはオブジェクト名 (文字) 省略時: pictureObjectは変数 |
| pictureObject | Picture | → | オブジェクト名 (* 指定時) または 変数 (* 省略時) |
| element_ID | Text | → | 属性値を取得する要素のID |
| attribName | Text | → | 取得する属性 |
| attribValue | Text, Integer | ← | 現在の属性値 |
説明
SVG GET ATTRIBUTEコマンドを使用して、オブジェクトまたはSVGピクチャのattribName属性の現在値を取得できます。
オプションの * 引数を渡すと、pictureObject引数はオブジェクト名 (文字) です。この場合、コマンドはオブジェクトにアタッチされた描画イメージの属性値を返します。この値は例えばSVG SET ATTRIBUTEで変更されているかもしれません。
* 引数を渡さないと、pictureObject引数は変数です。従って文字ではなく変数参照 (変数オブジェクトのみ) を渡します。この場合コマンドは、最初に描画されたイメージの属性値を返します (変数のデーターソースに対応)。
注: この原則は既存のSVG Find element ID by coordinatesコマンドにも適用されます。
element_ID 引数は属性値を取得したい要素のID ("id"または"xml:id"属性) を設定するために使用します。
SVG属性に関する詳細は、SVG SET ATTRIBUTEコマンドの説明を参照してください。以下は予約済みまたはアニメーションに関連する4Dの属性です:
| 属性 | アクセス | コメント |
|---|---|---|
| 4D-text | 読み/書き | テキストノードの内容を置き換え/読み込みます。'text'、'tspan'、および'textArea'要素で利用できます。 |
| 4D-bringToFront | 読み込み | 'true'の場合、ノードを兄弟ノードの前面に移動します。SVG SET ATTRIBUTEコマンドでのみ使用できます。 |
| 4D-isOfClass-{IDENT [[S|COMMA] IDENT]*} | 読み込み | ノードの継承クラス属性がすべてのクラス名を含む場合に'true'を返します。そうでなければ'false'を返します。例えば"4D-isOfClass-land"に対してノードの継承されたクラスが"land department01" の場合、trueを返します。 |
| 4D-enableD2D | 読み/書き | 'false'の場合、SVG描画エンジンのDirect2Dを無効にします。実際SVGフィルターはDirect2Dでは描画されず、GDI/GDIPlusを使用します。このオプションを使用すればデータベースがDirect2DモードであってもSVGフィルターを利用できるようになります。このオプションはピクチャーがpictureObjectにロード済みである場合のみ効果がある点に留意してください。このオプションはエンジンにグローバルに設定されるため、セッション毎に一回設定すれば十分です (例えばデータベース開始時にテキスト変数からメモリにロードされた小さなSVGのようなケース)。 |
参照
プロパティ
| コマンド番号 | 1056 |
| スレッドセーフである | ✗ |