UNLOAD RECORD
UNLOAD RECORD {( aTable )}
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
aTable | Table | → | レコードをアンロードするテーブル, または 省略時、デフォルトテーブル |
説明
UNLOAD RECORDは、aTableのカレントレコードをアンロードします。
ローカルユーザがレコード修正可能なとき (他のユーザにとっては修正不可の場合)、UNLOAD RECORDコマンドは他のユーザに対してレコードをロック解除します。
UNLOAD RECORDはメモリからレコードをアンロードしますが、そのレコードはカレントレコードのままです。他のレコードがカレントレコードになると、前のカレントレコードは自動的にアンロードされ、他のユーザに対してロック解除されます。レコードの修正が終わり、そのレコードを自分自身のカレントレコードとしたままで、他のユーザから使えるようにしたい場合は常にこのコマンドを実行します。
レコードにピクチャフィールドや4D Write等の外部ドキュメントなど大きなデータが含まれている場合、修正が必要でないかぎりそのカレントレコードをメモリ内に保持したくないかもしれません。こういう場合、UNLOAD RECORDコマンドを使用して、メモリ内にレコードを持たずにカレントレコードを保持できるようにします。そのレコードによって占有されていたメモリを解放できますが、そのフィールドの値にアクセスすることはできません。後にレコードの値へのアクセスが必要となった場合、LOAD RECORDコマンドを使用します。
Note: トランザクションの中でUNLOAD RECORDコマンドを使用した場合、トランザクションを管理するプロセス内でのみカレントレコードがアンロードされます。他のプロセスから見た場合、レコードはロックされたままとなり、トランザクションを完了(または取消し)されるまで維持されます。
参照
LOAD RECORD
レコードのロック
プロパティ
コマンド番号 | 212 |
スレッドセーフである | ✓ |