USE CHARACTER SET
USE CHARACTER SET ( map | * {; mapInOut} )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
map | * | 文字, 演算子 | → | 使用する文字セット名 (Unicodeモード), または 使用するASCIIマップドキュメント名 (ASCIIモード), または * の場合、デフォルトの文字セット/ASCIIマップにリセット |
mapInOut | Integer | → | 0 = 出力マップ 1 = 入力マップ 省略した場合、出力マップ |
説明
USE CHARACTER SETは、データベースとドキュメントまたはシリアルポート間のデータ交換の際、4Dが 使用する文字セットを変更するために使用できます。このコマンドはカレントプロセスに有効です。交換操作にはテキスト, DIF, そして SYLK ファイルの読み込み/書き出しが含まれます。文字マップはまたSEND PACKET, RECEIVE PACKET (テキスト型パケット) そしてRECEIVE BUFFERによるデータ交換にも使用されます。SEND RECORD, SEND VARIABLE, RECEIVE RECORD, SEND PACKET, RECEIVE PACKET (BLOB型パケット) そして RECEIVE VARIABLE によるデータ交換には影響しません。
map 引数は使用する文字セットの“IANA”名、またはそのエイリアス名と対応していなければなりません。例えば、“iso-8859-1”と“utf-8”は有効 な名前であり、そのエイリアス“latin1”あるいは“l1”もまた有効です。これらの名前に関する詳細は、以下のサイトを参照してください:
http://www.iana.org/assignments/character-sets
IANA名に関する説明はCONVERT FROM TEXTコマンドにもあります。
mapInOutが0の場合、マップは書き出しのために設定されます。mapInOutが1の場合、マップは読み込みのために設定されます。mapInOut 引数を渡さない場合、デフォルトで書き出しマップが使用されます。
* 引数が渡されると、 (mapInOutの値に基づき、読み込みまたは書き込みが) デフォルトの文字セットに再設定されます。
4Dが使用するデフォルトの文字コードはUTF-8です。
例題
以下の例題 (Unicodeモード) では、UTF-16文字セットをテキストの書き出しに使用し、その後デフォルトの文字セットに再設定します:
USE CHARACTER SET("UTF-16LE";0) // UTF-16 'リトルエンディアン' 文字セットを使用
EXPORT TEXT([MyTable];"MyText") // マップを通してデータを書き出し
USE CHARACTER SET(*;0) // デフォルト文字セットに戻す
システム変数およびセット
マップが正しくロードされるとシステム変数OKに1が設定され、そうでなければ0が設定されます。
参照
EXPORT DIF
EXPORT SYLK
EXPORT TEXT
IMPORT DIF
IMPORT SYLK
IMPORT TEXT
RECEIVE BUFFER
RECEIVE PACKET
SEND PACKET
プロパティ
コマンド番号 | 205 |
スレッドセーフである | ✓ |
システム変数を更新する | OK |