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バージョン: 開発中

USE ENTITY SELECTION

USE ENTITY SELECTION ( entitySelection : 4D.EntitySelection )

引数説明
entitySelection4D.EntitySelectionエンティティセレクション

説明

USE ENTITY SELECTION コマンドは、entitySelection 引数のデータクラスに合致するテーブルのカレントセレクションを、渡したエンティティセレクションの内容で更新します。

リモートデータストア の場合は、このコマンドは使用できません。

info

このコマンドは、4Dのカレントセレクションが ORDAクエリの力を活用するためのものです。 パフォーマンス上の理由により、シングルユーザーの 4D と 4D Server では、このコマンドは entitySelection をカレントセレクションと直結します。 そのため、このコマンドに受け渡した entitySelection をその後に再利用したり変更したりすることは避けなければなりません。

USE ENTITY SELECTION の呼び出し後、更新された (空でない) カレントセレクションの最初のレコードがカレントレコードとなりますが、それはメモリ内にはロードされません。 カレントレコードのフィールド値を使用するには、USE ENTITY SELECTION コマンドの後に LOAD RECORD コマンドを使用します。

例題

var $entitySel : cs.EmployeeSelection

$entitySel:=ds.Employee.query("lastName = :1";"M@") // $entitySel は Employee データクラスにリレートされています
REDUCE SELECTION([Employee];0)
USE ENTITY SELECTION($entitySel) // Employee テーブルのカレントセレクションが更新されます

参照

Create entity selection