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バージョン: 開発中

WA OPEN URL

WA OPEN URL ( {* ;} object ; url )

引数説明
*演算子指定時, objectはオブジェクト名 (文字列) 省略時, objectは変数
objectanyオブジェクト名 (* 指定時) または 変数 (* 省略時)
urlTextWebエリアにロードするURL

このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。

説明

WA OPEN URLコマンドは、url 引数に渡したURLを、*object 引数で指定したWebエリアにロードします。

urlに空の文字列を渡すと、WA OPEN URLコマンドは何も行わず、エラーも生成されません。Webエリアに空のページをロードするには、url引数に"about:blank"文字列を渡します。

既存のOPEN URLコマンドのように、WA OPEN URLはファイルを指定するための複数のシンタックスをurl 引数に受け入れます:

  • POSIXシンタックス: "file:///c:/My%20File"
  • システムシンタックス: "c:\MyFolder\MyFile" (Windows) または "MyDisk:MyFolder:MyFile" (Mac OS).

注: 互換性のため (2つのスラッシュを使用する) "file://" シンタックスを4Dは受け入れますが、これはRFCに準拠していません。RFCに準拠した"file:///"シンタックス (3つのスラッシュ "/") 利用を推奨します。

Mac OSにおいてFileVault が有効化されている場合には、Posix シンタックスを使用する必要があります。Convert path system to POSIX コマンドを使用してシステムのパスを変換することができます。

このコマンドは、Webエリアに関連付けられた"URL"変数の値を更新することと同じ効果があります。例として、エリアのURL変数がMyWArea_urlのとき:

 MyWArea_url:="http://www.4d.com/"

は以下と同じです:

 WA OPEN URL(MyWArea;"http://www.4d.com/")

参照

OPEN URL
WA OPEN BACK URL
WA OPEN FORWARD URL