WA SET PREFERENCE
WA SET PREFERENCE ( {* ;} object ; selector ; value )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
* | 演算子 | → | 指定した場合、オブジェクトがオブジェクトの名前 (文字列) 省略した場合、オブジェクトは変数 |
object | any | → | オブジェクトの名前 ( * を指定した場合) または、変数 ( * を省略した場合) |
selector | Integer | → | 修正される環境設定 |
value | Boolean | → | 環境設定の値 (True = 許可, False = 不許可) |
このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。
説明
WA SET PREFERENCE コマンドを使用して、引数 * と object によって指定されたWebエリアに対して、さまざまな環境設定を行います。
引数selectorに修正する環境設定を渡し、引数valueにその環境設定に割り当てられる値を渡します。引数selector には、 Web Area テーマにある以下の定数の1つを渡します。
定数 | 値 | コメント |
---|---|---|
WA enable contextual menu | 4 | Webエリア内で標準のコンテキストメニューの表示を許可する。デフォルト値(どのエンジンでも) = False |
WA enable URL drop | 101 | URL またはファイルがWeb エリアにドロップされる場合に、ドロップアイコンを変更し、 On Window Opening Denied イベントを呼び出します。デフォルト値(どのエンジンでも) = False |
WA enable Web inspector | 100 | Web エリア内でインスペクターの表示を許可する。デフォルト値(どのエンジンでも) = False |
各環境設定を起動するにはvalue 引数に True を渡し、無効にするにはFalse を渡します。
例題
'myarea' というWebエリア内でURLドロップを有効化したい場合:
// フォームメソッド内
WA SET PREFERENCE(*;"myarea";WA enable URL drop;True)
// Webエリアのオブジェクトメソッド内
If(FORM Event.code=On Window Opening Denied)
WA OPEN URL(*;"myarea";WA Get last filtered URL(*;"WebArea"))
End if