WEB SEND FILE
WEB SEND FILE ( htmlFile )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
htmlFile | Text | → | HTMLファイルへのHTMLパス名 または、WEB SEND FILEを終了させる場合空の文字列 |
説明
WEB SEND FILEコマンドはhtmlFileに渡すパス名を持つHTMLページやWebファイルをWebブラウザへ送ります。
デフォルトで、4Dはドキュメントをデータベース設定で定義されているHTMLルートフォルダ内で検索します。
コマンドは (ディレクトリやフォルダー名がスラッシュで区切られる) Posixシンタックスまたはシステムシンタックスを受け入れます。
無効なパス名を指定すると、4DはOSのファイル管理に関連するエラーを生成します。このエラーをON ERR CALLでインストールするエラー処理メソッドでとらえることができます。メソッドがダイアログボックスや警告を表示すると、それはWebブラウザに表示されます。
WEB SEND FILEコマンドが実行されると、OKシステム変数が更新されます。送るファイルが存在していて、タイムアウトになっていなければ、OKシステム変数は1になります。その他の場合は0になります。
注: WEB SEND FILEコマンドをWebプロセスでないプロセスから呼び出した場合、コマンドは何も行わず、エラーも返しません。呼び出しは無効となります。
ドキュメントのタイプが対応する場合、送信前に4DSCRIPT等のタグが解析されます。
例題
データベースのHTMLルートフォルダはストラクチャーと同階層のWebFolderに設定されていて、以下のディレクトリにファイルが置かれています。
../WebFolder/HTM\MyPage.HTM
Webページ "MyPage.HTM"を送信するには以下のようにします。
WEB SEND FILE("HTM/MyPage.HTM")
システム変数およびセット
送られるファイルが存在する場合やタイムアウトでない場合、OKシステム変数に1が代入されます。その他の場合は0になります。
参照
プロパティ
コマンド番号 | 619 |
スレッドセーフである | ✓ |
システム変数を更新する | OK |