WEB SET HTTP HEADER
WEB SET HTTP HEADER ( header|fieldArray {; valueArray} )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
header|fieldArray | テキスト, テキスト配列 | → | リクエストHTTPヘッダーを格納したフィールドまたは変数、またはHTTPヘッダーフィールド |
valueArray | Text array | → | HTTPヘッダーフィールドコンテンツ |
説明
WEB SET HTTP HEADERコマンドを使用して、4DからWebブラウザーへ送信されるHTTPヘッダーにフィールドを設定します。このコマンドはWebプロセスでのみ機能します。
このコマンドで "Cookie" を管理することが可能です。
このコマンドでは、2つのシンタックスが利用可能です:
- 1番目のシンタックス**:** WEB SET HTTP HEADER (header)
設定したいテキストタイプ (変数またはフィールド) のHTTPヘッダーフィールドを 引数 fields に渡します。
このシンタックスを使用すれば、"HTTP/1.0 200 OK"+Char(13)+"Set-Cookie: C=HELLO" のようにヘッダーを記述することができます。Windows と Mac OS上では、ヘッダーフィールドは、CR または CR+LF (キャリッジリターン + ラインフィード) シーケンスで区切られてなければなりません。4Dがそのレスポンスをフォーマットします。
カスタム "Cookie" の例を示します:
var $vTcookie : Text
$vTcookie:="Set-Cookie: USER="+String(Abs(Random))+"; PATH=/"
WEB SET HTTP HEADER($vTcookie)
**注: コマンドは引数 header として、リテラルテキストを受け入れません。4Dの変数またはフィールドでなくてはなりません。
HTTPヘッダーのシンタックスに関する詳細は、http://www.w3c.org のRFC (Request For Comments) を参照してください。
- 2番目のシンタックス : WEB SET HTTP HEADER (fieldArray; valueArray)
2つのテキスト配列 fieldArray と valueArray を通して、HTTPヘッダーは定義されます。 以下のようにヘッダーを記述します:
fieldArray{1}:="X-VERSION"
fieldArray{2}:="X-STATUS"
fieldArray{3}:="Set-Cookie"
fieldArray{4}:="Server"
valueArray{1}:="HTTP/1.0"*
valueArray{2}:="200 OK"*
valueArray{3}:="C=HELLO"
valueArray{4}:="North_Carolina"
* 最初の2つのアイテムはレスポンスの最初の行です。これらを入力する際は、配列の1番目と2番目の要素でなければなりません。ただし、これらを省略して以下のコードのみを記述することも可能です (4Dがヘッダーフォーマットを処理します):
fieldArray{1}:="Set-Cookie"
valueArray{1}:="C=HELLO"
X-VERSIONとX-STATUSを指定しないと、自動的にHTTP/1.0 200 OKが設定されます。Server フィールドのデフォルト値は"4D/
参照
プロパティ
コマンド番号 | 660 |
スレッドセーフである | ✓ |