メインコンテンツまでスキップ
バージョン: v20

プロジェクトのアーカイブとエクスポート

目標

  • 4D for iOS プロジェクトをアーカイブし、エクスポートする
  • .ipaファイルおよびマニフェストファイルを生成する

用意するもの

⒈ ⒈ Xcode の設定

Appleによるアカウントの承認後、Xcode を開き、Preferences > Accounts でApple Enterprise Developer アカウントを追加します。

Xcode は、必要な Provisioning Profile と証明書を自動的にインストールします。

⒉ ⒉ Team ID を取得する

  • Apple Developer アカウントにログインします。 Team ID は Membership にて確認できます。

⒉ Team ID を取得する

⒊ ⒊ 4D for iOS の設定

  • 4D for iOS を起動します。

  • セクションタブにて:

    • 一般: Team ID を入力します。

      Enterprise-Team-ID

    • 公開: プロダクションURL を入力します (運用環境では HTTPS が必須です)。

  • ビルドタブにて:

    • ビルドして実行: プロジェクトをビルドします。

⒋ 4D for iOS プロジェクトエディターのビルドタブで、プロジェクト > プロジェクトをXcodeで開く... をクリックします。

  • 4D for iOS プロジェクトエディターのビルドタブで、プロジェクト > プロジェクトをXcodeで開く... をクリックします。

プロジェクトをXcodeで開く

⒌ ⒌ Xcode でプロジェクトをアーカイブする

  • Xcode でツールバーのシミュレーター選択メニューを開き、Generic iOS Device を選択します。

汎用的iOSデバイス

  • 次に、上部メニューから Product をクリックし、Archive を選択します。

プロジェクトのアーカイブ

⒍ ⒍ プロジェクトをエクスポートする

  • アーカイブ処理の最後に、作成したアーカイブを表示する Organizer ウィンドウが表示されます。

  • Export をクリックします。

⒍ プロジェクトをエクスポートする

⒎ ⒎ 配布方法を選択する

  • Enterprise を選択し、Next をクリックします。

配布方法

⒏ ⒏ Enterprise distribution options を選択する

  • オプションはすべてチェックしたままでかまいません。

企業向け配布オプション

  • manifest.plist ファイルは、Xcode に生成させるか、手動で生成するかを選択することができます。

  • Next をクリックします。

manifest とは?

manifest は、XMLベースのプロパティリストであり、以下を含む必要があります:

  • URL: .ipa ファイルを指す URL。
  • display-image: ダウンロードおよびインストール時に使用される 57 x 57 px (iPad では 72 x 72 px) の PNG アイコンを指す URL。
  • full-size-image: iTunes アプリを表す 512 x 512 px の PNG画像を指す URL。
  • bundle-identifier: アプリの識別子 (文字列)。 アプリの .plistファイルから取得することができます。
  • bundle-version: アプリの現在のバンドルバージョン (文字列)。 アプリの .plistファイルから取得することができます。
  • title: アプリ名。

以下は、manifest.plist ファイルの一例です:

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
<key>items</key>
<array>
<dict>
<key>assets</key>
<array>
<dict>
<key>kind</key>
<string>software-package</string>
<key>url</key>
<string>https://...Contact.ipa</string>
</dict>
<dict>
<key>kind</key>
<string>display-image</string>
<key>url</key>
<string>https://...Contact_icon_57.png</string>
</dict>
<dict>
<key>kind</key>
<string>full-size-image</string>
<key>url</key>
<string>https://...Contact_icon_512.png</string>
</dict>
</array>
<key>metadata</key>
<dict>
<key>bundle-identifier</key>
<string>com.contactApp.ContactDemoapp</string>
<key>bundle-version</key>
<string>1.0</string>
<key>kind</key>
<string>software</string>
<key>title</key>
<string>Contact Demo app</string>
</dict>
</dict>
</array>
</dict>
</plist>

⒐ ⒐ Distribution manifest information

  • アプリURL とアイコンURL の入力は、Xcode に任せることをお勧めします。 これらの URL は後で変更することも可能です。

⒐ Distribution manifest information

  • Next をクリックします。

10. アプリケーションの再署名

  • Automatically manage signing オプションを選択して、Xcode に処理してもらいましょう。

アプリケーションの再署名

  • Next をクリックします。

11. app.ipa の内容を確認する

  • アプリの識別子と Team ID が正しいかどうかを確認できます。

app.ipa の内容を確認する

  • Export をクリックし、アプリフォルダーの保存場所を選択します。