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バージョン: 開発中

Get Monitored Activity

Get Monitored Activity -> 戻り値

引数説明
戻り値コレクション🡐モニターしているアクティビティのコレクション

説明

Get Monitored Activity コマンドは、START MONITORING ACTIVITY コマンドによって設定された詳細に応じて記録されたオペレーションを表すオブジェクトのコレクションを返します。このコマンドは4D リモート、4D Server、スタンドアロン版の4D において実行または呼び出し可能です(ただしスタンドアロン版はsource 引数で指定されたソースがネットワークアクティビティでない場合のみ可能)。

返されたコレクション内のオブジェクトは、以下のようなプロパティを格納しています:

プロパティ

詳細
activityKind倍長整数記録されたアクティビティのタイプ:

定数コメント
Activity language1ランゲージ実行オペレーション
Activity network2ネットワークリクエストオペレーション
Activity operations44D データオペレーション
activityDuration実数アクティビティの時間、秒単位
activityDataオブジェクト記録されたアクティビティのタイプ(activityKind)に応じて特定のプロパティを格納したオブジェクト。状況によっては、同じオペレーションに対して複数のオブジェクトが返されることもあります。この場合、これらのオブジェクトには同じUUIDが振られます。これらのオブジェクト内に格納される追加のプロパティについては、以下のセクションにおいて詳細な説明があります。
activityKind = Activity language (1)

注: activityData オブジェクトは4DDebugLog.txt (標準) においてはSET DATABASE PARAMETER コマンドで定義された情報を(あれば)使用しますが、それ以外の場合にはデフォルトモードを使用します。そのため、コマンドの実行中にログ記録を開始した場合には、返される戻り値に影響します。

activityData オブジェクト:

プロパティ

詳細
sequenceNumber倍長整数ログセッション中の固有かつシーケンシャルなオペレーション番号
elapsedTime倍長整数デバッグログが開始されてからの経過時間(ミリ秒単位)
processID倍長整数プロセスID
uniqueProcessID倍長整数固有のプロセスID
stackLevel倍長整数スタックレベル
duration倍長整数オペレーション時間の長さ(ミリ秒単位)
kindテキスト記録されたオペレーションの種類。取り得る値は以下の通りです:
"command" "method" "Message" "pluginMessage" "pluginCommand" "pluginCallback" "pluginEvent" "task" "member"
追加のプロパティ

kind で表されるオペレーションの種類によっては、activityData オブジェクト内に以下の追加のプロパティが返されます:

プロパティ
Kind プロパティ
詳細
commandNameテキストcommandコマンド名
commandNumber倍長整数commandコマンド番号
connectionUUIDテキストtaskクライアントマシンUUID
formEventテキストcommandフォームイベント名
formMethodテキストcommandフォームメソッド
functionNameテキストmemberORDA メンバーメソッド名
memberMethodテキストcommand4D のオブジェクト呼び出しのメンバーメソッドのローカライズされた文字列
methodテキストcommand4D コマンドとファンクションのローカライズされた名前
parametersテキストcommand
member
message
method
pluginCommand
pluginEvent
task
オペレーションに渡された引数
pluginCommandNameテキストpluginCommand
pluginEvent
プラグインコマンド名前
pluginCommandNumber倍長整数pluginCommand
pluginEvent
pluginMessage
プラグインコマンドの番号
pluginExternalCall倍長整数pluginCallbackプラグインSDK エントリーポイント呼び出し
pluginMessageNameテキストpluginMessage取り得る値: PackMsgServerDeInit PackMsgServerDisposeData PackMsgServerWriteData PackMsgServerReadData PackMsgServerKillClient PackMsgServerNewClient PackMsgServerInit PackMsgProcessDeInit PackMsgProcessInit PackMsgClientDeInit PackMsgClientInit
pluginNameテキストpluginCallback
pluginCommand
pluginEvent
pluginMessage
プラグインの名前
activityKind = Activity network (2)

**注:

  • デバッグログが4D Server のGRAPH SETTINGSにて停止されている場合、Get Monitored Activity は何も返しません。ログがサーバー上で、あるいはSTART MONITORING ACTIVITY コマンドとActivity network を使用して再開されていた場合、Get Monitored Activity コマンドはネットワークアクティビティ情報を返すのを再開します。
  • activityData オブジェクトは4DRequestsLog.txt においてはSET DATABASE PARAMETER コマンドで定義された情報を(あれは)使用しますが、それ以外の場合にはデフォルトモードを使用します。そのため、Get Monitored Activity コマンドの実行中にログ記録を開始した場合には、返される戻り値に影響します。

activityData オブジェクト:

プロパティ

詳細
sequenceNumber倍長整数ログセッション中の固有かつシーケンシャルなオペレーション番号
timeテキストISO 8601 フォーマットの日付と時間("YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.sss")
systemIDテキストシステムID
componentテキストコンポーネント署名(例: 4SQLS または dbmg)
processInfoIndex倍長整数4DRequestsLog_ProcessInfo.txt ログの"index"フィールドに対応し、リクエストとプロセスがリンクするのを許可します。
request倍長整数C/Sメッセージ、SQL リクエスト、LOG EVENT メッセージのリクエストID
bytesIn倍長整数受信したバイト数
bytesOut倍長整数送信したバイト数
execDuration倍長整数生成された場所に応じて変化します:server_duration .
またはサーバーで生成された場合にはexec_duration --サーバーがリクエストを処理するのにかかった時間(マイクロ秒単位)
writeDuration倍長整数以下のものを送信するのにかかった時間(マイクロ秒単位):リクエスト(クライアント上で実行された場合)レスポンス(サーバー上で実行された場合)
serverDuration倍長整数クライアント/サーバー通信にかかった時間(マイクロ秒)
taskKindテキストプリエンプティブまたはコオペラティブ(それぞれ 'p' または 'c')
rtt倍長整数クライアントがリクエストを送信し、サーバーがそれを受信するまでの概算時間ネットワークレイヤーを使用している場合のみ計測されます。旧式ネットワークレイヤーを使用している場合には0を返しますWindows 10以前、Windows Server 2016 以前のWindows のバージョンでは、この呼び出しは0を返します
activityKind = Activity operations (4)

注: activityData オブジェクトはGET ACTIVITY SNAPSHOT コマンドから返されるものに近いですが、閾値と完了したオペレーションのみが返されるという点が異なります。

activityData オブジェクト:

プロパティ

詳細
messageテキストオペレーションの詳細
maxValue倍長整数オペレーションの最大繰り返し回数(繰り返さないオペレーションに対しては値= -1)
remoteブールクライアント / サーバーオペレーション。取り得る値: true, false
uuidテキストオペレーションのUUID
taskId倍長整数元となるプロセスの、4D内部の識別ID
startTimeテキストオペレーションの開始時刻(ISO 8601 フォーマット / "YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.sss")
duration倍長整数オペレーション実行の総時間(ミリ秒単位)
titleテキストオペレーションについての追加の情報
extraInfoオブジェクト追加のSQL情報(あれば):

extraInfo.SQL_Query (テキスト): SQL クエリ extraInfo.SQL_User (テキスト): SQL サーバーで認証されているユーザー
dbContextInfoオブジェクトオペレーションのコンテキスト情報
host_nameテキストオペレーションをローンチしたホスト名
user_nameテキストオペレーションをローンチしたセッションの4Dユーザー
task_nameテキストオペレーションをローンチしたプロセス名
task_id倍長整数オペレーションをローンチしたプロセスのID
client_uidテキスト(C/S オペレーションのみ)データベースオペレーションをローンチしたクライアントマシンのUUID
is_remote_context倍長整数(C/S オペレーションのみ)オペレーションが、ストアドプロシージャ経由でサーバーでローンチされた(値=0)か、クライアントでローンチされた(値=1)を表す
user4d_id倍長整数クライアントマシン上の4D ユーザーのID
user4d_aliasテキスト4D ユーザーのエイリアスセット。SET USER ALIAS を参照してください。
client_versionテキストApplication version コマンドによって返される、4D環境のバージョン番号を表すエンコードされた文字列値
dbOperationDetailsオブジェクトデータベースエンジン絵のオペレーション呼び出しについての情報
tableテキストオペレーション内のテーブル名
fieldテキストオペレーションのフィールド名
queryPlanテキストオペレーションのクエリプラン
operationTypeテキストオペレーションのタイプ
sortParametersコレクション並び替え条件
subOperationsコレクションカレントオペレーション内の下位オペレーションについての情報を格納したactivytData オブジェクトのコレクション
[ ].messageテキストオペレーションのラベル
[ ].maxValue倍長整数オペレーションの最大繰り返し回数(繰り返さないオペレーションに対しては値= -1)
[ ].remoteブールクライアント / サーバーオペレーション(0=true, 1=false)
[ ].uuidテキストオペレーションのUUID
[ ].taskId倍長整数元となるプロセスの、4D内部の識別ID
[ ].startTimeテキストオペレーションの開始時刻(ISO 8601 フォーマット / "YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.sss")
[ ].duration倍長整数オペレーション実行の総時間(ミリ秒単位)
[ ].titleテキストオペレーションについての追加の情報
[ ].extraInfoオブジェクト追加のSQL情報(あれば):

[ ].extraInfo.SQL_Query (text): SQL クエリ [ ].extraInfo.SQL_User (text): SQL サーバーで認証されているユーザー

例題

**START MONITORING ACTIVITY**の例題を参照してください

参照

START MONITORING ACTIVITY
STOP MONITORING ACTIVITY